内容説明
「そ、それは困ります。ぼく、ほんとに」…。専務と常務の派閥争いを調査するよう社長から密命をうけた総務課の西垣。ところが、若き常務夫人と専務夫人の甘美な罠にはまり、交歓のときをすごす「貴婦人たちの夜」。そして大学の同窓会で、３０年越しの恋の相手と奇蹟の再会を果たし、劇的に結ばれる男と女を描いた書下ろし作品「運命」など。人気作家が贈る美しくも妖しい女たちとの果てしない八つの性の饗宴。
著者等紹介
牧村僚［マキムラリョウ］
１９５６年東京生まれ。筑波大学自然学類卒業後、芸能プロダクションに勤務。その後ライターに転身し、９１年『姉と叔母個人授業』（フランス書院）で作家デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
