内容説明
あなたのお墓、どうしますか?少子高齢化時代、時代に合ったお墓と供養のあり方。
目次
序章 現代お墓事情(日本のお墓は、どうなる!)
第1章 「墓じまい」とは?(お墓って、なんだろう?;家族の形が変われば、お墓も変わる ほか)
第2章 私はこうして「墓じまい」を済ませました(交通事故で亡くなった息子の墓を、家の近くに引っ越し;ペットの墓のご相談から、ご自分たちのお墓に ほか)
第3章 「墓じまい」の経営学(石屋がなぜ、「墓じまい」をススメるのか;そして、「墓じまい」)
第4章 美ら海(ちゅらうみ)へ(女性たちの「終活」;美ら海への誘い ほか)
第5章 お墓に関する悩み何でも相談室(Q夫は故郷の両親の墓なのか―A夫の意思を尊重するかどうかで決まります;Q田舎の両親の墓をまかせきり―Aさっさと「墓じまい」しなさい ほか)
著者等紹介
八城勝彦[ヤシロカツヒコ]
(株)霊園・墓石のヤシロ代表取締役社長。1964年大阪府生まれ。1984年、(株)大阪生駒メモリアルパーク(現、(株)ヤシロ)に入社。関西最大級の民間霊園「大阪生駒霊園」で営業として従事し、2004年、販売会社(株)霊園・墓石のヤシロ代表取締役社長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
二分五厘
19
直前に読んだ本とは異なり、こちらはお墓じまいお薦め本。子供達のことを考えたら、生活圏になく、他に管理者がいないお墓は重荷にしかならない。又、お寺にとってもその土地が空けば、新たなお墓を建てられるから良いことばかりではないか。でも永代供養、特に合葬にしてしまうと個別に拝むことは出来ないし、生活圏にお墓を引っ越しさせることも出来る。お寺もお墓じまいすると檀家が減ることになるし、すぐに後釜が決まるとも限らない。後半に目につく、著者の提供する霊園サービスの紹介ありきの本かな。2023/03/21
Humbaba
5
墓というのはただそれを購入すれば全て解決するものではない。本来は、墓を管理するためにはコストが必要であり、また、そもそも金銭的なコスト以外にも墓参りをするということは時間も必要になる。それらを考えれば、墓をどうするかという問題を親が考えておいてあげれば子どもは要らぬ苦労をしなくても済む。2015/02/03
Humbaba
2
生きているうちは自分のことは自分で対応したとしても、死後については自分で対応できない。残された側も最期の願いだからこそ叶えてあげたいと思う一方で、現実的に負担になることもある。過去から紡がれて来たことは変えにくいが、そうやって自分も次代に先送りすればその重みはさらに増えてしまう。自分がどうしてほしいか、そして、何が重要なのかというのよく検討が必要である。2024/09/03
shuco
1
私はひとり娘なので墓じまいは必要なことを分かっている。死んだ後なんてどうでもいいから散骨してもらいたいし、病院か家か分からないけど火葬場まで直葬でいい。樹木葬の考え方も良かった。2023/09/26
inahiro020
0
うーん。1行で終わりそうな内容。 著者の提供するサービスの勧誘書だな、これ。 全面に押し出しすぎ。 2022/06/26