内容説明
筆跡鑑定の世界で活躍中の著者が、近年マスコミを騒がせた事件を鑑定人の視点から分析。さらには、遺言書の偽造など、筆跡にからむ代表的な事例を紹介し、解決へのプロセスを案内する。
目次
第1章 マスコミ報道事件の裏話(文部科学省への自殺予告文;「トイレ万札事件」の主人公は?;畠山鈴香容疑者の筆跡;「酒鬼薔薇聖斗」の筆跡を総括する;ライブドア・堀江貴文が祈願?;塩尻市男女偏し事件の謎;介護施設で手錠の虐待?)
第2章 筆跡鑑定の現場から(離婚届の偽造;裁判長の心証に働きかける;遺言書偽造事件;偽造筆跡との闘い;営業マンの犯罪;誤った「養子縁組届」の鑑定書を正す;他人が手を添えた署名は有効か;1ヶ月に二回離婚した夫婦;狙われたブティック経営者の財産;冤罪づくりに一役かう困った鑑定人)
第3章 筆跡鑑定の実務知識(裁判所はあなたの権利を守ってくれない;誤った鑑定書を防ぐには;巧妙な偽造は見破れるのか;筆跡はそのくらい安定しているのか;同じ文字を書いても変化する;珍しい筆跡個性とは;筆跡は年とともに変化するか;筆跡は統計的のとらえられるか;筆跡心理学と筆跡鑑定の関係)
著者等紹介
根本寛[ネモトヒロシ]
神奈川県出身。日本筆跡心理学協会会長。近代経営研究所代表。経営コンサルタント。筆跡鑑定人。任天堂DSトレーニングにて筆跡心理学を担当。これまで、テレビ各局の依頼により、以下のような筆跡鑑定を行なってきた―「池田小事件」「神戸連続児童殺傷事件」「長崎少年事件」「名古屋千種区通り魔事件」「佐世保同級生殺人事件」「第五福竜丸の日誌」「文部科学省に届いた自殺予告文」「塩尻市男女変死事件」「浦安市介護施設・拘束疑惑事件」「トイレ万札事件」「姫井由美子議員の有印私文書偽造事件」他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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