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内容説明
週刊誌の女性政治家叩きに代表される、新たな性差別「テクハラ」。著述家・山形浩生氏がSF評論家・小谷真理氏の存在を抹消しようとした「オルタ事件」を追いながら、差別構造の実態を明らかにする。
目次
1章 なぜ今テクハラか?(テクハラってなに?;テクハラ発生のメカニズム;体験者の声 ほか)
2章 週刊誌のなかの女性代議士(女性ファッション誌のキーワード;仕掛ける男性と乗っかる女性;男の表と裏の欲望をかきたてる男性週刊誌 ほか)
3章 テクハラをめぐって(テクハラは判例になるか;メディアワークスの対応;巽孝之と小谷真理の文章は似ているか? ほか)
著者等紹介
長谷川清美[ハセガワキヨミ]
1965年、北海道生まれ。法政大学文学部地理学科卒業。1998年『摂食障害ってなんだろう―それぞれの見方・生き方―』(三一書房)をグループで編集出版。摂食障害についてジェンダーからのアプローチを試み、マスコミがつくり出す理想的な女性像や身体像がどのように“女らしさ”の形成に影響を及ぼしているかを当事者の声をもとに検証した。1999年『週刊金曜日』(2月19日号)にて、テクスチュアル・ハラスメント特集記事執筆。以降、テクハラ裁判を追い続ける。1999年、『Groovy Book Review 2』(ブルース・インターアクションズ)共同執筆。「アディクションとジェンダー」をテーマに、依存症の女性とジェンダーについて2000年東京女性財団の助成研究のひとつとして、専門家らが行うグループ研究にかかわる。北海道産豆類を中心に食品販売の社長業を営むかたわら、起業家の女性として社会の構図をジェンダーの視点で見ることが今大いなる関心事
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