英語の主要構文

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784327401290
  • NDC分類 835.1
  • Cコード C3080

出版社内容情報

構文から見た英文法

 英語の受動文では目的語が主語の位置にくるが、それはなぜかという理由を探すことが、言語の構造を解明する一歩となる。本書は、英語の主な構文に即してその基本的な特徴を整理し、分析の方法を示して、学習者がそれまでに培った伝統文法の知識の上に、英語の構造の全体像についての見通しを得ることを目的としたもので、生成文法の枠組みによる英語構文の実践的概論書である。

"目次
まえがき
第1章 文法の枠組み
 1.1 文法とは/1.2 句の構造/1.3 句の構造を支持する証拠/1.4 文の基本構造/1.5 CP, IP, DPの構造/1.6 移動規則
第2章 時と時制
 2.1 英語の時制と時制解釈(2.1.1 時制と文構造/2.1.2 時の意味解釈/2.1.3 時の意味解釈の表示/2.1.4 時の副詞表現の解釈)/2.2 時制解釈の特殊用法(2.2.1 現在形による未来表現/2.2.2 完了のHaveの用法)/2.3 時の副詞節と時制の制約
第3章 ムードとモダリティー
 3.1 ムードとモダリティー/3.2 法助動詞(3.2.1 法助動詞のモダリティー:認識様態用法と根源用法/3.2.2 法助動詞を含む文の構造)/3.3 ムード(3.3.1 命令法/3.3.2 仮定法現在)
第4章 アスペクト
 4.1 アスペクト(4.1.1 境界性/4.1.2 継続性/4.1.3 現在形と進行形/4.1.4 意図性と均一性/4.1.5 動作と完成の間の変換)/4.2 全体的読みと部分的読み(4.2.1 位置交替)/4.3 ステージレベルと個体レベル
第5章 動詞のクラスと交替現象
 5.1 はじめに/5.2 語彙意味論(5.2.1 自動詞の分類:非対格動詞と非能格動詞/5.2.2 不完全自動詞と項構造/5.2.3 心理動詞)/5.3 構文交替現象(5.3.1 造/9.2.2 一致と格:LF移動分析/9.2.3 述部の意味的制限/9.2.4 意味上の主語の制限)/9.3 動詞句内There構文の特徴/9.4 動詞句外There構文の特徴
第10章 分裂文とBe動詞構文
 10.1 分裂文と擬似分裂文/10.2 分裂文(10.2.1 分裂文の機能/10.2.2 焦点要素の統語上の特徴/10.2.3 分裂文の派生方法)/10.3 擬似分裂文(10.3.1 擬似分裂文の機能/10.3.2 擬似分裂文の焦点要素の特徴/10.3.3 擬似分裂文の派生方法/10.3.4 擬似分裂文の解釈)
第11章 話題化構文と右方移動構文
 11.1 話題化構文/11.2 転位構文(11.2.1 左方転位構文/11.2.2 右方転位構文)/11.3 重名詞句移動/11.4 外置(11.4.1 名詞句からの外置/11.4.2 it外置)
第12章 省略現象
 12.1 削除とイントネーション/12.2 動詞句省略/12.3 同一性の問題/12.4 名詞句内省略/12.5 間接疑問縮約/12.6 空所化
第13章 That補文と不定詞補文
 13.1 That補文の分類(13.1.1 叙実性/13.1.2 半叙実性/13.1.3 断定性)/13.2 ECM構文とThat構文/13.3 使役構文(13.3.1 Make構文とHave構文の意味/13.3.2 Have構文とMake構文の統語構造)/13.4 知覚動詞
第14章 コントロール現象
 詞と結果名詞)
第16章 叙述関係
 16.1 叙述、小節、二次述語/16.2 小節の構造/16.3 二次述語/16.4 結果構文
第17章 Tough構文と目的節
 17.1 Tough構文/17.2 関連構文(17.2.1 Too/Enough構文/17.2.2 Pretty構文/17.2.3 Clever構文とEager構文)/17.3 目的節と理由節
第18章 程度表現と比較構文
 18.1 比較構文(18.1.1 比較削除/18.1.2 比較小削除/18.1.3 比較省略)/18.2 程度表現の構造/18.3 段階制と中立化/18.4 否定極性現象と比較節/18.5 Too-to/Enough-to構文/18.6 感嘆文
第19章 名詞句の解釈
 19.1 定名詞句と不定名詞句/19.2 不定名詞句と特定性/19.3 名詞句の定性と制限用法・非制限用法/19.4 名詞句からの取り出しと定性・特定性/19.5 取り出しに対する意味的説明/19.6 無冠詞複数形
第20章 代用表現
 20.1 代名詞、再帰形、相互表現(20.1.1 代名詞/20.1.2 再帰形/20.1.3 構成素統御/20.1.4 相互指示表現/20.1.5 指示表現/20.1.6 名詞句内の束縛)/ 20.2 Do so, Do it, One 代用
第21章 極性現象
 21.1 文否定と構成素否定/21.2 否定極性現象(21.2.1 統語的説明/21.2.2 意味的説明)/21.3 論理形式に制限(24.3.1 QRの節境界性/24.3.2 否定の島制約)/24.4 逆行連結/24.5 遊離数量詞/24.6 数量詞と束縛代名詞
第25章 遂行動詞と発話行為
 25.1 発話と発話行為/25.2 遂行動詞と遂行分析/25.3 発話行為の下位分類/25.4 協調の原則/25.5 間接発話行為
参考文献/索引
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内容説明

本書は、英語の主要構文24について、まずその構文の特徴をあげ、さらにその構文の最も基本的な分析を提示している。したがって、「構文から見る英文法」である。

目次

文法の枠組み
時と時制
ムードとモダリティー
アスペクト
動詞のクラスと交替現象
名詞句移動
疑問詞移動
関係節
There構文
分裂文とBe動詞構文〔ほか〕

著者等紹介

中村捷[ナカムラマサル]
1945年生まれ。現在東北大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。MIT、カリフォルニア大学留学

金子義明[カネコヨシアキ]
1956年生まれ。現在東北大学大学院文学研究科教授。MIT留学
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