出版社内容情報
米国共和党の最右翼に位置する政策集団ネオコンの考える「正義」とは何なのか。 恐るべき彼らの世界戦略をみずから明らかにする。
内容説明
ネオコン(ネオコンサヴァティズム)と呼ばれるアメリカ共和党の最右翼の政策集団。今回の戦争は彼らにとってひとつの布石にすぎない―イラク戦争の彼方にある、アメリカの真の世界戦略がここに明らかにされている。このレポートを読み解くための解説をそえて急遽刊行。
目次
第1部 サダムの専制政治(邪悪な者の素顔;海外での侵略行為の数々;大量破壊兵器)
第2部 アメリカによる反撃(狭隘な現実主義(第一代ブッシュ政権)
気弱なリベラリズム(クリントン政権)
独創的なアメリカ的国際主義(第二代ブッシュ政権))
第3部 アメリカの使命(抑止政策から先制攻撃政策へ;封じ込め政策から政権変更政策へ;躊躇の繰り返しから決然とした指導力へ)
著者等紹介
カプラン,ローレンス・F.[カプラン,ローレンスF.][Kaplan,Lawrence F.]
ザ・ニュー・リパブリック誌主席編集者。民主党左派から共和党に移籍した、ネオコンの支柱的論客の一人
クリストル,ウィリアム[クリストル,ウィリアム][Kristol,William]
“ザ・プロジェクト・フォー・ザ・ニュー・アメリカン・センチュリー”(PNAC)理事長を務める、ネオコンの代表的若手指導者。現在、ザ・ウィークリー・スタンダード誌編集者、フォックス・ニュース・チャンネルの政治アナリスト
岡本豊[オカモトユタカ]
岡本国際問題研究所所長、NGO「バーチュアル・ファウンデーション・ジャパン」理事長。1956年東京大学経済学部卒業後、渡米。ハーバード大学大学院の委託研究員を経て、米国国務省勤務。国際会議通訳としてケネディ、ジョンソン両大統領を含む日米両国の閣僚会議その他の重要会議を担当する。その後、アラスカ州に移住。20年間にわたって経済開発問題や北米先住民族の研究などに携わる。1983年に帰国後は、企業の国際化プログラムや国際文化交流のプロジェクトに従事し、現在にいたる
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