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出版社内容情報
新批評以降の作品の読み方を大きく変えたディコンストラクション(脱構築)の方法を使い、あるいは発展させ、より精密で新鮮な読みを試みる。
これからのディコンストラクション(富山太佳夫)/『ダロウェイ夫人』における政治意識――ウルフのスタイルへの意志(大田信良)/ベンジャミン・フランクリンの銀河系(巽孝之)/物語の不在と不在の物語――チャールズ・ディケンズ『大いなる遺産』の場合(原英一)/処罰と矯正――『ドラキュラ』と世紀転換期イギリスにおける女性嫌悪 (谷内田浩正) /快楽のゆくえ ―― オスカー・ワイルド『真面目が肝心』(玉井 )/象の腐敗 ――『ダニエル・デロンダ』の二重の読み(シンシア・チェイス)
内容説明
文学研究の新たなるヴィジョン形成に向けて。新批評以降の作品の読み方を大きく変えることになったディコンストラクション(脱構築)の方法を使いこなし、あるいはそれをさらに発展させつつ、新しいかたちの作品言語の読みを試みる。より精密に、より新鮮に。
目次
これからのディコンストラクション
『ダロウェイ夫人』における政治意識―ウルフのスタイルへの意志
ベンジャミン・フランクリンの銀河系
物語の不在と不在の物語―チャールズ・ディケンズ『大いなる遺産』の場合
処罰と矯正―『ドラキュラ』と世紀転換期イギリスにおける女性嫌悪
快楽のゆくえ―オスカー・ワイルド『真面目が肝心』
象の腐敗―『ダニエル・デロンダ』の二重の読み