格差社会のセカンドチャンスを探して―東大社研パネル調査にみる人生挽回の可能性

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格差社会のセカンドチャンスを探して―東大社研パネル調査にみる人生挽回の可能性

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  • サイズ B5判/ページ数 256p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326603671
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C3036

出版社内容情報

人生のセカンドチャンスはどれほど開かれているか。パネル調査から教育・キャリア・メンタルヘルスの格差と挽回可能性を検証する。

若年者・壮年者を長期追跡した「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」から、人生の歩みの過程で抱える不利を挽回・回復する機会をライフコースにおける「セカンドチャンス」として捉えた上で、日本社会でセカンドチャンスはどの程度存在し、誰がセカンドチャンスを得られるのか、格差の連鎖・継続の実像を明らかにする。

内容説明

人生の困難に直面しても、挽回は可能か?若年者・壮年者を長期追跡した全国調査から、教育・キャリア・メンタルヘルスにおけるセカンドチャンスはどの程度存在し、誰がそのチャンスを得られるのかを検証する。

目次

セカンドチャンスを探して
第1部 ライフコース初期の不利とセカンドチャンスの可能性(初発の不利は乗り越えられるのか―出身家庭・背景にみられる不利とその後のライフコース;日本社会における高等教育機関夜間部の社会的意義;大学等中退者のキャッチアップ可能性)
第2部 キャリアと経済的生活におけるセカンドチャンス(仕事探しは報われるのか―社会ネットワークによる無業者の再就職過程の格差;自営業者にとってのセカンドチャンス―収入・資産・仕事の特性に着目して;貧困の経験とセカンドチャンスとしての貧困からの脱出)
第3部 メンタルヘルスからみた立ち直り(日常的な幼少期逆境体験がもたらすライフコース初期のメンタルヘルス不調の保護要因;失業とメンタルヘルスに関わるSense of Coherence(SOC)と他者からのサポートの働き―男性を対象にして
親との死別経験からの立し直り)
人生挽回の可能性―明らかになったことと今後の課題

著者等紹介

石田浩[イシダヒロシ]
1954年生まれ。ハーバード大学大学院博士課程修了。Ph.D.(社会学)。現在:東京大学社会科学研究所特別教授

石田賢示[イシダケンジ]
1985年生まれ。東北大学大学院教育学研究科博士課程後期修了。博士(教育学)。現在:東京大学社会科学研究所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。