内容説明
市民社会が創る東アジアの新しい共同体。ＡＳＥＡＮ、人権、移民労働、持続可能な発展（環境保護）、紛争予防（平和構築）…多様な視点から市民社会による「下」からの地域形成力に光を当てた待望の研究。
目次
序章 本書の課題と分析視角
第１章 批判的地域主義アプローチに向けて
第２章 ＡＳＥＡＮ共同体と市民社会
第３章 人権と市民社会
第４章 移民労働と市民社会
第５章 持続可能な発展と市民社会
第６章 紛争予防と市民社会
終章 東アジアにおける共同体の隘路と活路
著者等紹介
五十嵐誠一［イガラシセイイチ］
１９７２年千葉県生まれ。１９９４年３月慶應義塾大学文学部卒業。１９９９年３月早稲田大学大学院社会科学研究科修士課程修了。２００５年３月早稲田大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。２００８年３月博士号（学術）取得（早稲田大学）。早稲田大学社会科学部助手、日本学術振興会特別研究員ＰＤ、早稲田大学社会科学総合学術院助教、京都大学大学院文学研究科グローバルＣＯＥ研究員、千葉大学法経学部専任講師を経て、千葉大学大学院社会科学研究院准教授。専門は国際関係論、アジア研究。主な著書：『民主化と市民社会の新地平―フィリピン政治のダイナミクス』（単著、早稲田大学出版部、２０１１年、第１０回日本ＮＰＯ学会優秀賞）など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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