内容説明
アメリカ大統領とアラブ産油国の国王らを乗せた専用バスが金門橋上で強奪された。知能犯ブランソン率いる犯人グループは、橋の交通を遮断し、爆薬を設置する。彼らの目的は5億ドルの身代金。要求が受けいれられぬ場合には、橋を爆破するという。現場に駆けつけた政府首脳らもブランソンの完璧な計画に、なすすべもない。だが、さしもの知能犯も、大統領一行の中にFBIのリブソンが潜んでいるとは知るよしもなかった―。かくて史上空前の大犯罪をめぐり、熾烈な頭脳戦が開始される!風光明媚なカリフォルニアに展開する大型冒険アクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
55
王道のハリウッドアクション映画さながらの、テロリストによる政府高官を人質にした緊迫の籠城劇。一分の隙のない計画の中、唯一の誤算は人質の中にFBIエージェントのポール・リブソンがいたことだった、とまるで一級のアクション映画の煽り文句のような状況設定でありながら、物語が進むにつれて、この一大犯罪計画の最大の綻びがテロリストのリーダー、ピーター・ブランソンだったという皮肉なところが面白くもあり、脇の甘さを感じる。舞台は一流ながら、進行は牧歌的と実にアンバランスな内容はマクリーンの衰えを激しく感じてしまった1作。2016/04/11
雅
2
面白い2017/03/24
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