出版社内容情報
いま学枚では「学級崩壊」など深刻な問題を抱えている。本書は、生活指導の考え方を、心理学の方法でアプローチしたもので、生活指導を理解するために必要な心理学の基礎知識が、実に分かり易く説かれている。子どもの意欲をよく視るということと、我慢するちからを育てるという困難な課題に対して、著者は、発達という視点から迫る。教育の現場を知らない人でも、豊富な具体例やエピソード、写真、図などでイメージしやすいように工夫されており、現場の教師や保護者はもちろん、一般の読者にも自信を持ってお薦めする。著者の既刊書には、大好評を
内容説明
本書は、生活指導を考えるうえで必要となる心理学的な基礎知識をわかりやすく概説しようとしたものです。本書を構成するうえで、心理学のそれぞれの分野の系統性をくずさないように努めました。それは、心理学の考え方のポイントを伝えたかったからです。また、心理学というと、読心術や占いを連想したり、あるいは「こむずかしい」と思うひともいるかもしれません。しかし、心理学は科学であり、身近な出来事を深く見つめるものであり、生活や実践に示唆を与えるものです。このことを本書でわかりやすくお伝えしたいと思います。
目次
序章 子どもと教育をとらえるフレーム
第1章 自分つくりの基礎
第2章 発達のすじみち
第3章 子どもと教師の集団つくり
第4章 カウンセリングの考え方
第5章 特別なかかわりを必要とする子どもの理解
第6章 進路をきりひらくちから
第7章 学校・家庭・地域のネットワークつくり
終章 生活指導とは何か
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