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モンテッソーリ教育思想の形成過程―「知的生命」の援助をめぐって

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  • サイズ A5判/ページ数 298,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326250462
  • NDC分類 371.237
  • Cコード C3037

内容説明

子どもの生命力の発展を援助しつつ、知的教育を充実させる方法を模索した、幼児教育の重鎮モンテッソーリ。彼女の思想の形成過程を歴史的社会的状況、学問・思想状況―医学、人類学、女性解放思想etc.―から検証し、独自性を示す。

目次

序論 モンテッソーリ研究の現状と本研究の課題
第1章 一九世紀イタリアにおける知的教育の問題(教育制度と子どもの実態;学校教育における知的教育の実態)
第2章 モンテッソーリ教育思想の基礎(医学研究と知的障害児治療教育研究;人類学と科学的教育学;女性解放思想と社会主義思想の広がり;「子どもの家」の誕生と普及)
第3章 「生命の援助」と知的教育(観察の独自性と「子どもの発見」;自発的活動と知的教育;活動と社会性の形成)

著者紹介

早田由美子[ハヤタユミコ]
1957年神戸市生まれ。お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科修了(学術博士)。現在、夙川学院短期大学助教授

出版社内容情報

幼児教育の分野で世界的に著名で、今も影響力をもつマリア・モンテッソーリ。だが、業績への実践的な関心による取組みが多く、教育思想の形成過程の解明は未だしの状況である。19~20世紀のイタリアの社会的背景(地域、階層、性の差などの知的・制度的実態等)と、影響を与えた学問・思想との関連(イタール、セガンの生理学/障害児治療教育、ロンブローゾらの人類学、女性解放思想の広がり等)を探る中で、彼女の「知的生命」の援助という理念の形成過程を明らかにし、「子どもの家」の実践で深められた思想と方法の特質を示す。教育思想のルーツを知り、又、子どもの生命力あふれる知性の形成のあり方を考えるために。

序論 モンテッソーリ研究の現状と本研究の課題

第一章 一九世紀イタリアにおける知的教育の問題
 第一節 教育制度と子どもの実態
 第二節 学校教育における知的教育の実態

第二章 モンテッソーリ教育思想の基礎
 第一節 医学研究と知的障害児治療教育研究
 第二節 人類学と科学的教育学
 第三節 女性解放思想と社会主義思想の広がり
 第四節 「子どもの家」の誕生と普及

第三章 「生命の援助」と知的教育
 第一節 観察の独自性と「子どもの発見」
 第二節 自発的活動と知的教育
 第三節 活動と社会性の形成

終章

あとがき
参考文献
索引