出版社内容情報
豊かな国に住む私たちは、貧しい国で極度の貧困にある人々を援助する義務がある。人々の命を救うために何ができるのか、緊急の提言。
内容説明
豊かな国に住む私たちには、貧しい国で極度の貧困にある人々を援助する義務がある。貧困にあえぐ人々を救うために何ができるのか、読者が自ら考えて行動を起こすための具体的な提言を示し、国際的に反響を呼んだ名著の待望の邦訳!
目次
1 倫理的議論(子どもを救う;助けないのは間違ったことか;寄付に対するよくある反論)
2 人間の本性(なぜ私たちはもっと寄付をしないのか?;寄付する文化を作り出す)
3 援助に関する事実(一人の命を救うのにいくらかかるか、また寄付先として一番よい慈善団体をどうやって見つけるか;よりよい援助に向けて)
4 新しい寄付の基準(自分の子どもと他人の子ども;多くを求めすぎだろうか?;現実的なアプローチ)
著者等紹介
シンガー,ピーター[シンガー,ピーター] [Singer,Peter]
1946年生まれ。1971年オックスフォード大学哲学士号(B.Phil.)取得。プリンストン大学生命倫理学教授、メルボルン大学応用哲学・公共倫理学研究所教授
児玉聡[コダマサトシ]
1974年生まれ。2002年、京都大学大学院文学研究科博士課程研究指導認定退学、博士(文学、2006年)。京都大学大学院文学研究科准教授
石川涼子[イシカワリョウコ]
1976年生まれ。2009年、早稲田大学大学院政治学研究科博士課程後期課程修了、博士(政治学)。立命館大学国際教育推進機構准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハルトライ