出版社内容情報
現象学的方法を用い,アリストテレス以来の哲学の中心問題である存在論をハイデッガー批判を通して現代的に展開し,さらに西田哲学の根本を問いつめた書き下ろし。
目次
序論
A 人間存在への問い
B 史的概観
C 方法論的考察
第1章 人間存在と自然
A 生物における固体と周界
B 人間の身体
第2章 歴史
1 歴史の領域
2 行為と制度
3 学説史的考察
4 歴史的作用関連の様相
第3章 自己
1 自己としての存在
2 自己の存在と自己意識
3 伝統と自己
4 孤独と愛
第4章 西田哲学―伝統と哲学―
1 前期―無の場所の自覚
2 後期―歴史的世界
3 回顧
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- 和書
- 日本語文法 〈3巻2号〉