内容説明
自治体&ベンダー等が共通認識として知っておきたい法令・概要・役割・作業ステップ・課題をこの1冊で。
目次
1 自治体システムを取り巻く環境の変化
2 自治体システム標準化
3 ガバメントクラウド
4 自治体での移行作業
5 ベンダーのビジネス変化
6 デジタル行政の将来像
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takizawa
4
仕事のために読んだ。2024年度末までの自治体システムの標準化・共通化についてコンパクトに解説されている本。デジタル庁の資料を整理するだけではなく、契約モデルや通信回線の図に加筆があったり、国の資料で推奨されている方法とは異なるやり方を採用する自治体の存在を想定するなど付加情報が多く大変参考になった。2024/05/16
いちこ
2
自治体システム標準化とガバメントクラウドの入門書。移行期限が決まっている割に、かなり業務へのインパクトが大きい。特に、ガバメントクラウドへの接続方式、業務の強制BPRなど課題が山積みのように感じた。 課題だらけの国家プロジェクトだが、これは働き手を含めた人口減少社会に対応するため、本書で記載のある自治体システムの将来像にたどり着くための仕組みを整えるためのもので、「撤退戦」のように思われる。その点理解ができるかどうかが、この困難を乗り切れるかどうかの分水嶺になるのでは。2024/07/15
mopinfish
1
仕事でガバクラに関するネットワーク構成の知識を仕入れておきたくて手に取りました。ガバメントクラウドに関する概要的な知識を仕入れる入門書として参考になりました。ガバクラの導入に至った背景、法令とデジタル庁および各自治体の責任範囲、ガバクラ後のベンダーのビジネスモデルの変容などが解説されています。2024/12/03
かわうち
1
今回の標準化事業の肝はシステムに業務を合わせていくことである。従来の顧客先へのリソース配置や工数ベースでの課金といったゼネコン型ビジネスモデルから、今後は集約開発や自動運用など効率的にリソースを使って、質の高いサービスを提供するサービス提供型ビジネスモデルへ転換できる可能性がある。また、標準化、ガバメントクラウド実装によって、多様性は一定水準まで画一化されるため、基幹系システムの表側、住民との間のフロントエンドという外縁システムにとって大きなメリットになることを学んだ。2024/12/17
ア→ル
0
仕事のために読んだ。概要から細かい点まで流れで理解できた。 2024/06/17