目次
最初の情景
子供と界隈
少年と町並み
戦争と学校
山林と都市
父親の場所
著者等紹介
伊藤滋[イトウシゲル]
早稲田大学教授。慶應義塾大学大学院客員教授。東京大学名誉教授。工学博士。NPO日本都市計画家協会会長。内閣官房都市再生戦略チーム座長。社団法人再開発コーディネーター協会会長。民間都市開発推進機構都市研究センター所長。美しい景観を創る会メンバー。1931(昭和6)年、作家伊藤整の長男として東京に生まれ、東京大学農学部林学科、工学部建築学科卒業。同大学大学院工学系研究科建築学博士課程修了。MIT・ハーバード大学共同都市研究所客員研究員、東京大学工学部都市工学科教授、慶應義塾大学環境情報学部教授、同大学大学院政策・メディア研究科教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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bapaksejahtera
3
伊藤整の長男滋氏の手になる自身の戦前戦中少年生活誌であり、高名な都市工学者の自伝であり、家庭人としての作家伊藤整を描いた著作でもある。書名中「山の手」としたのは1932年に東京市に編入された旧郡部豊多摩郡(著者は「豊玉郡」としている)中野区と杉並区について述べているためであろう。伊藤整については昔「伊藤整氏の生活と意見」を読んだことがあるが50年も前のことで内容は覚えていない。むしろ18巻までかけて漱石までしか辿り着けなかった整著「日本文壇史」の文体と、本著のそれがなんとなく似ているという感覚であった。2020/01/23
Takashi Kubo
0
軽いエッセイかと思って読み始めたが、 味わいあった。2025/03/07
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