目次
日本の問題、地方の課題―省庁再編、地方分権、財政危機、新公共部門経営
国の仕事をなくしてしまおう!―地方分権は権限移譲にあらず、パラダイムシフトだ
どうなる税の配分―求められる歳出削減と官民のパートナーシップ
地方財政という概念がなくなる?―金融の中に組み込まれる地方財政
介護保険制度がもたらすもの―介護が促す地方分権
不景気にうろたえるな―景気低迷下の自治体の役割
街なかを甦らせる秘策ここにあり―中心市街地の空洞化対策と都市内交通
さらば「公共事業」―無用の長物となった旧タイプの公共事業と21世紀の新基準
共通利益意識のない社会資本は滅ぶ―河川事業から問い直す日本のCommons(共通利益)
「都市」か「農村」か―都市計画(農村計画)を公共選択論的枠組みで考える〔ほか〕
著者等紹介
黒川和美[クロカワカズヨシ]
法政大学経済学部教授。1970年横浜国立大学経済学部卒業。1976年慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。1976年法政大学経済学部特別助手。1977年法政大学経済学部助教授。1985年法政大学経済学部教授。1992年~93年ジョージメイスン大学公共選択研究所客員研究員。公共経済学、経済政策論、都市計画、まちづくり、財政、地方税など中央官庁及び地方自治体の各種委員、審議会委員
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