目次
第1章 八千代幼稚園の教育観(豊かな人生を自分の力で生きていくためには、幼児期にどのような力をつけたらよいか;教育の本質を東洋思想でひもとくと家庭がすべての土台である)
第2章 八千代幼稚園の春夏秋冬(こころを育てる;からだを育てる;ことばを育てる ほか)
第3章 生きる力を育てる東洋思想(子育て百年の計;冬来たりなば春遠からじ;「待つ」ということ ほか)
解題に代えて―とんがりぼうしの幼稚園小史
著者等紹介
広瀬良子[ヒロセヨシコ]
昭和16(1941)年、千葉県千葉市に生まれる。千葉大学教育学部卒業後、小学校教諭となる。学校法人北辰学園園長を経て、現在、同園名誉園長。「子どもと一体感を持って育てる」「子どもに安心感を与える」「感動できる子に」「好奇心のある子に」「自分の頭で考える子に」「基本的な生活習慣をつける」―これらをモットーに幼児教育に専心している
広瀬幸吉[ヒロセコウキチ]
昭和15(1940)年、千葉県習志野市に生まれる。早稲田大学大学院法学研究科修了。学校法人北辰学園理事長。北辰文化倶楽部理事長。大学院では斎藤金作教授に師事し、「少年犯罪」を研究テーマに、教育心理学を学ぶ。在学中より東洋思想に共鳴、勉学の傍ら私塾を設け『論語』を講じる。大学院修了後、「とんがりぼうしのやちよ幼稚園」と名づけた八千代幼稚園を千葉県八千代市に設立。同時に、陽明学者・安岡正篤氏が主宰する「全国師友協会」に入会。月刊誌『師と友』によって東洋哲学の蘊蓄に触れる。昭和63(1988)年、千葉県船橋市に「北辰文化倶楽部」を創設。イギリスの、ロイズ保険の発祥の元となった「ロイドのコーヒー店」の精神に学び、気軽に立ち寄って交流を深める場として、また、情報を交換する場としての活動を行うほか、東洋思想の研究、出版、及び講演会を主催している。知は行いによって完成する―「知行合一」を信条とし、自らもビル経営等の事業を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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