出版社内容情報
日本から一番近い外国である韓国。若い世代を中心に、韓国人気が高まっています。韓国の食文化、歴史、政治などの基本情報から、S N S、アイドル、コスメ、ファッションといったポップカルチャーまで幅広く紹介。
目次
1 韓国の基本情報(韓国マップ;日本との時差と航路;気候や地形 ほか)
2 韓国の政治・産業・学校(政治制度;産業;学校生活 ほか)
3 韓国をもっと楽しむ(韓国の伝統芸能・工芸;ふだんの食事;韓国のキムチ ほか)
著者等紹介
朴倍暎[パクペエヨン]
1967年、韓国生まれ。韓国成均館大学校儒学大学韓国哲学科卒業および同大学大学院韓国哲学科修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程および博士課程(倫理学)修了。博士(文学)。専門は東洋哲学。現在、日本女子大学国際文化学部国際文化学科教授。同大学のゼミでは、卒業研究としては東洋哲学関連に加え、K‐POPや韓流など、韓国の大衆文化をテーマにしたものも多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アキ
89
2024年12月発行なので、イマドキの韓国についてトピックが多くて楽しめます。韓国の基本情報や韓国の政治・産業・学校だけでなく、韓国をもっと楽しむチャプター3では、定番グルメだけでなく、K-ポップグループや韓国ドラマの聖地巡礼、韓国でできる推し活や、韓国語でファンレターの書き方など若い読者にも刺さる話題がたくさんあります。韓国のアート巡りで、今回サムスン美術館Leeum を訪れましたが、現代アートから高麗や朝鮮時代の陶磁器まであって楽しめました。次回は映えスポットのピョルマダン図書館にも行ってみたいです。2025/03/24
たくさん
1
日本の実生活に嫌気がさしたときに、他がよく見えるというのはさもありなんで、子供向けの本でありながらも、大人が読んでもそうだったんだ面白い。多少歴史や服装文化なんかも現代的なものを取り入れていてもう過去の貧相さを克服しているんだなと思う戦略的感がある。日本人に比べ華やかなものに関する単純に見栄えがしたり優越感のあるものをリスクをとって動きが速いのでカッコよく見える面は多々で、失敗したものをうまく隠すから若者や深く考えない日本人の層に余計に刺さりやすいというのはあると思います。2025/02/08