出版社内容情報
くまのこは森のパン屋さんにおつかいに行きます。森の中で赤ちゃんをだっこしている動物たちを見て、お母さんに会いたくなり、かけだしたくまのこは、ころんで泣きだしてしまいます。優しさとだっこがいっぱいの絵本。
内容説明
くまのこが歌を歌いながら、ひとりで森の中を歩いています。お母さんの大好きなパンを買いに行くのです。でも、森のパン屋さんはお休みでした。とぼとぼと来た道をもどると、木の上から歌声が聞こえました。ふくろうのお母さんが赤ちゃんをだっこしています。「いいなぁ、だっこだっこ」しばらく歩くと、地面の下から歌声が聞こえました。もぐらのお母さんが赤ちゃんをだっこしています。くまのこが「だっこだっこ、だっこだっこ」と、歌いながら歩いていくと、川に出ました。丸木橋です!ドキドキしていると、きりんさんがだっこして渡ってくれました。急に、くまのこはお母さんに会いたくなって、かけだしてころび、泣いてしまいました。すると、「くまくん、どうしたの?」って…「だっこ」がいっぱいの絵本!
著者等紹介
つちだよしはる[ツチダヨシハル]
土田義晴。1957年、山形県鶴岡市生まれ。日本大学芸術学部油絵科卒業。『にわのはな』(フレーベル館)でデビュー。絵本や、児童書、教科書のさし絵を多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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