出版社内容情報
公園の古いベンチがゴミとして捨てられそうになった時、ベンチは以前、自分が魔女だったことを思い出しました。魔法の力を使い果たし、長い間ベンチになっていた魔女に奇跡がおとずれます。心温まる自分探しの物語。 小学校低学年~
内容説明
クスノキの下に、ふるぼけたベンチがあります。このベンチが、じつはまじょだったということはだれもしりません。ベンチじしんもすっかりわすれてしまっていました。ある日とつぜん、まじょのベンチがあたらしいベンチととりかえられることになったのです。(もしかしたら、ゴミといっしょにすてられちゃうのかい?)まじょのベンチがさけんだとき…。小学校1・2年生むき。
著者等紹介
中島和子[ナカジマカズコ]
大阪府在住。童話の創作を中心に活動する
秋里信子[アキサトノブコ]
和歌山県在住。絵本・カレンダーの創作を中心に活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サルビア
16
まじょは、ベンチに化けたことをすっかり忘れていました。ある日、お父さんを待っている女の子がそのベンチに座りました。魔女は久しぶりに人に座られたのでびっくりしましたが、女の子をやさしく受け止めてあげます。そのせいか、その女の子は、そのベンチが気に入り、たびたび座りにくるようになるのでした。2016/12/07
みるく
2
ベンチからまじょにもどれてすごいと思いました。わたしもできる!と思ってできたら本当にうれしいだろうなと思いました。まじょがおばあちゃんなのにブランコにのったりしててすごいなと思いました。2018/05/19
はーちゃん
1
もえちゃんがかわいかったです2009/07/11
よぞら
0
むかしの本を見つけたので読んでみた。胸がほっこり。たまにはこんな本を読んでみるもんだなぁ…2012/09/23