出版社内容情報
のんびり屋のこころちゃんはポケットに物を入れて忘れてしまいます。ずっと置き去りにされていた安全ピンのロロとボタンのミミは一緒に外に飛び出します。時は経ち、こころちゃんの婚礼の日、お母さんがプレゼントしたものは?
【著者紹介】
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油画科卒業。『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童図書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこうたの絵本1』で同グラフィック賞受賞。
内容説明
のんびりやのこころちゃんは、いろんなものをポケットにいれて、そのままわすれてしまいます。ずっとポケットのなかにいたあんぜんピンのロロとボタンのミミは…。
著者等紹介
鈴川ひとみ[スズカワヒトミ]
本名・白井ひとみ。山口県岩国市生まれ。広島大学学校教育学部卒業後、山口県の小学校に勤務。2008年に退職し、現在は小学校や幼稚園で読み聞かせボランティアとして活動
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油画科卒業。『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童図書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこうたの絵本1』で同グラフィック賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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31
初版2011年。私も小さい頃、ポケットの中はいつもいっぱいでした。ハンカチ、ティッシュまではいいけれど、それ以外にもいろんなものが入っていて、ただの入れ過ぎなのに、「どうして、こんなに重たいんだろう」と不思議に思っていました。ポケットの中で、こんなやり取りがされていると思うと、とっても楽しいですね。最後のシーンは、ちょっぴりウルっとしました。2014/05/29
パフちゃん@かのん変更
6
鈴川ひとみ作、いもとようこ絵。のんびりやのこころちゃんのポケットの中で忘れられていた宝物達。ないていたウサギの形のボタンのミミに声をかけたのは青いキャップの安全ピンロロでした。鉛筆たちの協力で外に出た二人。一緒に居たそうな二人をお母さんがベレー帽にブローチのように止めてくれます。そしてこころちゃんの結婚式の日が来て・・・2012/06/06
HNYYS
4
図書館本。本日もポケットにはどんぐりやなんかの実、使用済み絆創膏など収納されていました。子どもにとってポケットはとても不思議なもののようでポケットがついているかどうかで、気分もだいぶ変わってくるみたいです。2019/12/09
刹那
4
いつまでもなかよしさん♪2012/10/18
姫ママ=^・ω・^=
3
ポケットの中身って洗濯する時に確認するのに、何故か小さい物ほど、見落とし・探り落としがあったりするんですよね~^^; うさぎのボタンと安全ピンの出会いと頑張りが何だか微笑ましかったけど、持ち主が大人になるまであるっていうのだけがちょっと・・・・・・いくら大事にしていても何時の間にかなくなっちゃうのが普通だから。。。 でも、ポケットの中でどんな会話がされてるのか気になっちゃいそう(笑)2019/11/01