内容説明
いつもぼくのことをいちばんにかんがえてくれたかあさん。せかいじゅうのだれよりもやさしかったかあさん。ぼくがひとりだちするまで、たいせつにそだててくれたかあさん…。かあさんは、けっしてぼくをひとりぼっちにさせなかった。なのにぼくは…。
著者等紹介
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油絵科卒業。『ねこの絵本』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童図書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこ うたの絵本(1)』で同グラフィック賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まま
20
図書館本 本屋さんでは見かけなかった。読友さんからおすすめ⁉読んでみて本(笑)感想・・・感想・・・うーん💦これ、素直に愛情の本として読むべきなのかなぁ?ちっとも帰って来ない息子に母が嫌味で書いたみたいな印象を受ける私はひねくれもの!?2019/09/30
たまきら
18
自分的には納得がいかないお話です。良いじゃん独立する息子。2017/03/08
遠い日
17
いもとさんのかわいい絵にはそぐわないような切実な内容で、ぎゅっと胸を絞られる。ただただたった一人の我が子のためだけに生きてきた母。苦労をしながら泣き言の一つも言わなかった母。社会に出た子にとって、親はいつしか忘れがちな存在になる。自分も人の親になってみれば尽きせぬ感謝を持つものだけど。身につまされる物語でした。2015/11/17
わむう
16
大人のための読み聞かせ会があれば候補にしたい一冊です。2016/12/18
鈴
12
きれいごと過ぎるかなと思った。そりゃ母親は誰よりも息子を大事に思っているものだけど、旅立つ息子には母親を気にかける暇がないほど、新しい世界に没頭してるくらいがいいのではないかと。病気になったときは帰ってきてほしいけどさ~!2012/04/21