表象としての皇族―メディアにみる地域社会の皇室像

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表象としての皇族―メディアにみる地域社会の皇室像

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  • サイズ A5判/ページ数 306p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642038676
  • NDC分類 288.4
  • Cコード C3021

出版社内容情報

中央・地方諸メディアに描かれた昭和天皇の弟宮の像を、様々な視角から分析。皇族表象のあり方と天皇制と如何に関係したかを追究。戦前から戦後にかけ国民と接した皇族は、どのような存在として認識されていたのか。中央・地方の諸メディアに描き出された、昭和天皇の弟宮たちの像を、様々な視角から分析。天皇の代理/国民の代表という両義性を有した皇族像が、〈現人神〉言説や象徴天皇への転換など、それぞれの時代において天皇制システムの維持に果たした役割を追究する。



はじめに/序章 皇族表象研究という視座/〈現人神〉と国民のはざま―昭和戦前戦中期における皇族表象(利用・崇敬・規制―宮内省と皇族表象/新聞メディアの中の皇族たち―『東京朝日新聞』『朝日新聞』を中心に/皇族図像の変遷過程―『アサヒグラフ』を事例として/「御成」報道の文法―『河北新報』における報道を中心に/津軽の秩父宮―地域社会における皇族イメージの形成と展開)/? 象徴天皇(制)と変わらざる余白―戦後期における皇族表象(自己表象の戦略性―秩父宮自筆記事の分析から/戦後新聞メディアにおける残存―『朝日新聞』における皇族表象/グラフ誌における連続性―『アサヒグラフ』における皇族表象/戦後「御成」報道のレトリック―『河北新報』を中心に/残響する記憶―戦後青森県域における皇族表象の生成)/終章 表象としての皇族

茂木 謙之介[モテギ ケンノスケ]

内容説明

戦前から戦後にかけ国民と接した皇族は、どのような存在として認識されていたのか。中央・地方の諸メディアに描き出された、昭和天皇の弟宮たちの像を、様々な視角から分析。天皇の代理/国民の代表という両義性を有した皇族像が、“現人神”言説や象徴天皇への転換など、それぞれの時代において天皇制システムの維持に果たした役割を追究する。

目次

皇族表象研究という視座
第1部 “現人神”と国民のはざま―昭和戦前戦中期における皇族表象(利用・崇敬・規制―宮内省と皇族表象;新聞メディアの中の皇族たち―『東京朝日新聞』『朝日新聞』を中心に;皇族図像の変遷過程―『アサヒグラフ』を事例として;「御成」報道の文法―『河北新報』における報道を中心に;津軽の秩父宮―地域社会における皇族イメージの形成と展開)
第2部 象徴天皇(制)と変わらざる余白―戦後期における皇族表象(自己表象の戦略性―秩父宮自筆記事の分析から;戦後新聞メディアにおける残存―『朝日新聞』における皇族表象;グラフ誌における連続性―『アサヒグラフ』における皇族表象;戦後「御成」報道のレトリック―『河北新報』を中心に;残響する記憶―戦後青森県域における皇族表象の生成)
表象としての皇族

著者等紹介

茂木謙之介[モテギケンノスケ]
1985年埼玉県に生まれる。2009年東北大学文学部人文社会学科日本史専修卒業。2011年東北大学大学院文学研究科人間科学専攻宗教学研究分野博士課程前期二年の課程修了。2015年東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース博士課程修了。現在、独立行政法人日本学術振興会特別研究員、東京電機大学・東北工業大学・国立小山工業高等専門学校非常勤講師、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヤマニシ

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「制度としての天皇(制)を逸脱しつつ、希求されるものとしての天皇(制)を支え、システムをシステム足らしめるもの。言うなれば皇族表象こそ戦前戦中戦後を貫く〈鵺的システム〉としての天皇(制)そのものなのである。」(p299)2024/06/18

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