出版社内容情報
それぞれに性格の異なる三兄弟と肉欲にふける父フョードル。このカラマーゾフ家の父と子、兄と弟の深刻な愛のかっとうを描き、父親殺しの心理的、思想的背景を追求する・推理小説を思わせる緊密な構成の作品。 小学校高学年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
moco
7
とりあえずはジュニア版で。と思ったらジュニア版でこの難解さ…。でも、おもしろい。後半からは父殺しのミステリー要素が入り加速度的におもしろくなる。宗教観、ロシアの文化や人種特性、善悪の観念、夢との関係など、知識の豊富さを試される感じ。2020/02/22
塩大福
1
ジュニア版ではあったが難しい・・。解説を読み込みたい。2015/03/16
timberbear
1
ドラマを見てから気になってはいたものの、ロシアってどぅなの?私には難解で無理なんじゃないの?と思ってましたが、"カラマーゾフの妹"を読みたかったので、まずは簡略してあるジュニア版で。面白い!解説もめちゃくちゃ分かりやすい!これは本好きなら読むべき!少しは理解出来たと思うので、本物の略されていないのも挑戦してみる。2014/06/23
ぺしみち
0
可もなく不可もなし2012/11/30
がすお
0
『カラマーゾフの兄弟』は4部構成になっており、1,2を文庫版で読んだ。難しい部分が多かったのでひとまず残り半分をジュニア判で読んでみようと思って読んだ。”ジュニア向けに要約したダイジェスト版”とされているけれど、ウーン…。ダイジェストになっているだけでジュニア向けな翻訳になっているわけでなかったのでわかりにくいと感じるのに変わりは無かったかな。もう少し現代の言葉でわかりやすく翻訳されたものを読んだ方が良かったかな。ひとまずざっくり理解したし興味深く読んだ。いずれ3,4部も文庫版で読もうと思う。2025/11/11




