出版社内容情報
ひとりぼっちのくじらのおじいさんの背中に、鳥の夫婦が巣を作りました。嵐の日、おじいさんは鳥たちを守るために、必死で泳ぎ続けます。思いやりと勇気の大切さを伝える、心あたたまる絵本。
内容説明
としをとったくじらさん。おおきなくちにおおきなからだ、だれもこわがってちかよりません。ひとりぼっちのくじらさん。うみにぽっかりういていたら、とりがしまとまちがえて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わむう
17
歳を取って友達がいなくなってしまった鯨の上に鳥のつがいが鯨を島だと勘違いし巣を作って住むように。鳥の話を聞いているのが楽しみになった鯨は島のふりをしているのですが嵐が起こり、鳥たちを守るために命がけで安全な所へと運びます。鳥たちは島だと思っていたものは鯨だと気づき、それからはずっと鯨とともに暮らしていくのでした。心温まるお話でした。2016/12/20
はな
14
優しいクジラのおじいちゃん。鳥の家族を守るために頑張りました。2020/07/31
もっしゅるーむ
6
“読みたい本”から息子セレクト。全体的に息子から好印象だという雰囲気が漂っていた。息子クジラから潮が出てくるのは知っているのだけど、表紙絵がクジラから木が生えたように見えるらしく「これなら雨が降っても濡れないね」と言っていた。ほのぼの。私も好印象だったこの本だけど、意外と登録数が少ないことに驚く。もっと読まれててもいいと思うんだけどなぁ。【息子 5歳2ヶ月】2019/03/07
くすみ
3
知らずとはいえ、鯨の背中を島にしてしまうなんて素敵。鯨は海に潜れなくなったから大変そうだけど、潮を吹いたときは本当に嬉しかったんだろうな。【4歳2ヶ月/】2019/02/22
絵具巻
2
「よむよむ・わくわく広場in東京」at国立オリンピック記念青少年総合センターで読みました。2013/01/20
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- 和書
- バフチン、生涯を語る