出版社内容情報
野原の真ん中の一本の樹の下に「ふしぎや」と看板をだした家がありました。そこは、くまが楽器を売っているお店でした。雨のふり続くある日、男の子が訪ねてトランペットを手にすると、ふしぎなことが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
52
優しい世界。安房直子さんの温かな文章もいいのだけれど、葉祥明さんの絵がとてもいい。安房さんの世界をこう表現するのかぁ。柔らかなタッチ、淡い色使い。広々とした画面構成も気持ちいい。ページを捲るたびに心が穏やかになります。2020/10/14
momogaga
40
【大人こそ絵本を】理想の楽器屋さんが登場。楽器はいいですね。一つもものにならなかったけど、様々な楽器を与えてくれた両親に感謝します。2018/07/25
長くつしたのピッピ
16
雨降りの午後、体調の悪い子のお迎えを待ちながら、読み聞かせ。柔らかい色調のイラストは、心を穏やかにしてくれるようだ。がんばり過ぎないのもいい。トランペットの音色とともに少しずつ空模様が変わっていく様子がすてき。2021/06/15
かおりんご
12
絵本。雨降りに読んだらおもしろい作品。トランペットを吹くと、雨が上がる。2013/11/07
おはなし会 芽ぶっく
7
『雨』をテーマにした選書リストです。梅雨のない北海道、最近は長雨が続き蝦夷梅雨と呼ばれています。 就学前3歳頃2019/06/01