出版社内容情報
サイバーセキュリティという「経営課題」を解決するための具体的メソッドが満載。技術的な課題だったものが組織管理や経営上の課題、国家安全保障や世界平和に関連する話題としても扱われるようになったサイバーセキュリティを「現場に任せるもの」と考えると、経営リスクは高まるだけである。解決のカギは経営と現場の「お互い」が歩み寄ることにある。
三角育生・元内閣サイバーセキュリティセンター内閣審議官推薦。
現在でも通用する、前著『サイバーセキュリティマネジメント入門』と合わせて読みたい一冊。
【目次】
目次
第1章 サイバーセキュリティは経営課題か
第2章 金融庁の政策から読み解く金融業界のサイバー情勢の現在地
第3章 技術とは離れたサイバーセキュリティの組織的課題
第4章 サイバーセキュリティリスク戦略の立案とリスクとの向き合い方
第5章 サイバーセキュリティに関してよくある誤解
第6章 教育と人材育成
第7章 サイバーセキュリティよもやま話
第8章 本書のまとめ
著者等紹介
鎌田敬介[カマタケイスケ]
元ゲーマー。大学時代にITエンジニアとしてネットワークからアプリまで一通り経験。2002年よりJPCERT/CCにてセキュリティを学び、インシデント対応、脆弱性情報分析、インテリジェンスなど幅広く活動し、国際連携や海外(特にASEAN諸国)のセキュリティ機関の設立を支援。半年間の経営コンサルタント助手を経て、2011~2014年三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)のIT・サイバーセキュリティ管理に従事し、企業現場の課題と限界を肌で体感。その後、米国のFS‐ISACを参考に2014年に金融ISACの立ち上げに参画。10年間理事を務めた後、現在はアドバイザー。2019年に株式会社Armorisを設立、取締役専務/CTO(現職)。現在は、金融ISACやArmorisのほか、金融庁参与、茨城県警察サイバーセキュリティ対策テクニカルアドバイザーなどを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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