内容説明
AI、ビッグデータ、ブロックチェーンなど進化を続けるテクノロジーを使いこなすための課題と展望がここにある。人口減少時代に新たな価値を創出するためには。
目次
総論 生産性向上と新たな付加価値の創出に向けての視点
1 生産性の現状((講演録)生産性向上に向けた需要創出
生産性・イノベーション関係指標の国際比較
日本の生産性の現状、生産性向上に向けた取り組み
日本企業の海外展開と生産性、イノベーション)
2 イノベーションを通じた価値の創出(スタートアップ企業の成長―創業活動を通した経済活性化へ向けて;生産性向上のための働き方改革―国際比較からのインプリケーション;特許からみる産業構造の変化とイノベーション;(講演録)ブロックチェーンと生産性向上)
3 イノベーションを通じた価値の収益化((講演録)専門家を無力化させる「個別化」時代の衝撃
(講演録)“シン・ニホン”AI×データ時代における日本の再生と人材育成
(講演録)イノベーションに挑む日本のロジスティクス
「価値の創出」と「価値の収益化」による生産性向上)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hurosinki
8
イノベーションや生産性に関する論考集。大橋氏の総論以外は見所に乏しい印象。同じようなテーマならRIETIの森川氏の『生産性 誤解と真実』をおすすめする。ただ具体的な企業レベルの取り組み(楽天や日通、コマツ、ウェザーニューズ等)が紹介されている点で、実務家にとってはこっちのが面白いかも。 副題の「生産性向上の本質とは何か」という問いにハッキリした解答はないが、12章の議論からわかるように、本書は生産性向上の方策として、(インプットの生産要素の節約よりむしろ)アウトプットの付加価値の向上を強調している。2021/12/13
🐱🧶
0
スタートアップ企業の成長章のみ読了2023/09/11
ひらっち
0
イノベーションというよりは、生産性に関する現状の研究であった。また、将来に向けての提言もあって中々参考になった。2019/06/08