内容説明
東日本大震災の後、何が起きていたのか?大災害後における弁護士の役割に迫る!震災の1カ月後に仙台弁護士会が開設した「震災ADR(裁判外紛争処理手続)」における37事例を紹介!震災ADRの統計や規則等、充実した資料を掲載。各種ADRに携わる弁護士、地方公共団体の防災担当者必読の書。
目次
第1部 震災ADR事例紹介(賃貸借関係の紛争;建設物の倒壊等による相隣関係の紛争;津波被害(目的物の消失)の紛争
労働関係の紛争
行政との間の紛争
その他の契約関係の紛争)
第2部 震災ADRの現状と課題(統計と分析;「2.5人称の視点」をめぐって―臨床法学としてのADR;提言)