出版社内容情報
吉田松陰の死後まもなく、ある人が彼の伝記を書きはじめた。ところが高杉晋作がそれを見て、こんなものを先生の伝記とすることができるか、と破り捨ててしまった…。しかし、彼の生涯に感動したのは、日本人だけではなかったのである。(祥伝社販売課大胡田オススメの一冊)
内容説明
吉田松陰の死後まもなく、ある人が彼の伝記を書きはじめた。ところが高杉晋作がそれを見て、こんなものを先生の伝記とすることができるか、と破り捨ててしまった…。しかし、彼の生涯に感動したのは、日本人だけではなかったのである。
目次
序章 なぜ、世界最初の吉田松陰伝が英国で―日本より11年も早く業績が評価された理由
第1章 スティーヴンスン作『ヨシダ・トラジロウ』―それは感動に満ちた内容であった
第2章 誰が文豪に松陰のことを教えたのか―維新の群像たちが求めていたもの
第3章 どうして伝記は密封されていたのか―松下村塾の秘密を解くカギはここにある
第4章 松陰伝がサンフランシスコで執筆された理由―文豪にとって、松陰は「勇気」であった
終章 スティーヴンスンが日本に残したもの―われわれに誇りを取り戻させてくれた