内容説明
森に、はるがやってきました。あたりは、きれいな色でいっぱい。「池にいってみたら、あの子がいたんだ。」ハリネズミはどうやら、きれいなおんなの子をみつけたようです
著者等紹介
メッシェンモーザー,ゼバスティアン[メッシェンモーザー,ゼバスティアン][Meschenmoser,Sebastian]
ドイツのフランクフルトに生まれる。マインツの美術大学在学中からプロの絵本作家して活動。ベルリン在住
松永美穂[マツナガミホ]
東京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
89
【春を感じよう 読書会】初読みの作家さん。森に春が訪れ自然が色づき生き物たちも動き出す。そしてハリネズミにも恋の季節到来!?。森の動物たちが登場する王道の絵本かと思いきや…恋と友情の青春もの!?。ハリネズミのためのリスの見当違いの応援やオチも最高でした。青春は勘違いの連続そして恋は盲目(笑)。スケッチ風のイラストも作品の雰囲気といい意味でミスマッチなのがよかったです。可愛くて可笑しい作品。おススメです。シリーズもののようなので他の作品も読んでみたいです。 2019/04/23
Natsuki
79
胸をはり、腰に手をあて、自信に満ちた表紙のリス・・・良い意味で嫌な予感(^w^)長い冬が終わり、森に春がやってきましたヽ(*´▽)ノ冬眠から目覚めた森のおとぼけトリオも春を満喫♪あれ?ハリネズミくん??そう!春は季節だけじゃないですね☆春だけあっていつもよりカラフル☆オチまでしっかりついてました(笑)表紙の見返しまで余すところなく描ききる貪欲さがまた良い余韻を感じさせてくれます。2016/03/16
naoっぴ
73
これもリスのシリーズ。友達のハリネズミくんが恋をした!さてまたまたリスは考えます。いかにも頭が良さそうなんだけどちょっとピントがずれてるリス、それをなるほどと従う友達が楽しい。そしてラストのオチ!このユーモアが好き♫2018/07/07
♪みどりpiyopiyo♪
71
森に春がやってきました。辺りはきれいな色でいっぱい。■森のみんなが春を満喫している中、ハリネズミくんが見つけたのは…。友達のために協力しようとするリスさん。その応援の仕方がユーモアたっぷりで微笑ましくて。■以前読んだ同著者の『リスとお月さま』が不思議な面白さだったのでこちらも。写実的な絵とナンセンスな物語のミスマッチが可笑しくて。動物たちの表情や仕草がとても生き生きしていてかわいいです♡ ■どちらのリスさんも、チョコマカしてて、空想が炸裂しがちで、リスらしいキャラが可愛いです (ღ′◡‵) (2009年)2018/04/03
Ikutan
61
あぁ、癒されるぅ。益々、リスくんのファンになってしまいました。春は恋の季節。優しいリスくんは、親友のハリネズミくんの恋の成就のためにお手伝いをすることに。「女の子の心をつかむには、ゆうめいでゆうかんで いさましくて、めいよとほまれがひつようだ。」って。いやぁ、リスくん難しい言葉知ってるんだね。そして、今回も、リスくんの妄想とアイデアが楽しい。ハリネズミくんとリスくんのくるくる変わる表情にもう目尻が下がりっぱなし。そして、あぁ、まさかの結末・・・そこへ慰めてくれる優しいカモさん。最後のページでまた、クスリ。2016/02/16