サンタクロースがやってきた

サンタクロースがやってきた

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(頁/高さ 29X24cm
  • 商品コード 9784796605106
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C8771

内容説明

170年前の12月24日、ニューヨークに住む神学者のクレメント・クラーク・ムーア博士は、重病の長女チャリティー(7歳)の生命を救うのは、この子の生きようとする気持だけであると医者に言いわたされます。けれども学問に没頭してきた博士には、子供の心を把むことはできません。その夕刻、博士を乗せた馬橇の御者、オランダ人のピーター老人が話してくれたサンタクロース(聖ニコラス)の話―。その夜、雪の空の向こうから、たしかにサンタクロースがやってくるのを見た博士は一気に美しい詩を書き上げます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

75
世田谷美術館「グランマ・モーゼス展」でこの絵本の原画を見ました。とても美しく暖かな絵でした。グランマ・モーゼスが100歳の時描いた絵本。原作は、クレメント・C・ムーアが1823年に描いた詩だそうで、サンタクロースのイメージに大きな影響を与えたそうです。今の時期に読むには、とても素敵な絵本です。2021/12/02

D4C

7
図書館で、何の気なしに借りた絵本。ですが、170年前に出版されたこの絵本が、今日の白いひげのおじいさんと言うイメージを定着させたというのだから驚き。内容も、本当にオーソドックスなクリスマスというものを描いており、ここからクリスマスと言う文化が形作られていったのかもしれないと思うと、ただの絵本とはいえ、感慨深いものがあります。2015/12/10

二条ママ

5
3歳9ヶ月。図書館本。クリスマスにちなんで、いろいろサンタさんの本を借りてきた。素敵な絵と、魅力的なお話し。とても綺麗な絵本。見返しのページはすてきなこと。だが、娘はあまり興味が示さなかった。言葉は詩のように素敵だが、こどもには多少難しいかと思った。大人向きの絵本かな。2014/12/25

遠い日

4
倉橋由美子訳の、クレメント・クラーク・ムーアの文章は読み慣れたものより少々あっさり目だが、グランマ・モーゼズの絵が絶品。70代後半になってから絵を描き始めたというグランマ・モーゼズ(アンナ・メアリ・ロバートソン・モーゼズ)の懐かしさを湛えた絵の奥行きが、すばらしい。出会えてよかった1冊となりました。2020/11/25

ochatomo

4
原題“The Grandma Moses Night Before Christmas” グランマ・モーゼズさんが101歳で亡くなる前年1960年に描いたもの 見返しの雪景色の村風景はもっと早い時期に描かれたもののよう 元本1991年 1992刊2018/04/20

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