内容説明
GDP成長率を目標に掲げるのは、もはやナンセンス。ホントは日本こそ「世界一豊かな国」。ムリ筋の高成長追求はそろそろやめ、国民幸福の極大化を目指しませんか?目からウロコの新・国家戦略提言。
目次
第1章 日本は世界一豊かな国―国連報告の衝撃(経済的人間から幸福追求人間へ;国連報告の衝撃;福利厚生度の分析;各国の福利厚生度比較;日本の福利厚生度;日本にとっての教訓;ダスグプタ報告のメッセージ)
第2章 目指すべきは「福利厚生と社会進歩」(1980年代にさかのぼる「成長よりも幸福度」の思想;国連総会の決定と「リオ」の超GDP決議;「福利厚生と社会進歩」への歩み―暮らしの質を構成する11要素;出そろった3つの超GDP統計)
第3章 幸福度戦略の背景(人口減少が成長を阻害する;全要素生産性の上昇による経済成長;幸福度増大が全要素生産性上昇をもたらす)
第4章 主要国の幸福度増大戦略(米国の「主要全国指標(KNI)」
EUの2020年戦略
日本の経済戦略
前略樹立に必要な作業)
著者等紹介
福島清彦[フクシマキヨヒコ]
1967年一橋大学経済学部卒業。1969年同大学院経済学研究科(修士)卒業。1980年米国ブルッキングス研究所客員研究員。1983年野村総合研究所ワシントン事務所長。1991年野村総合研究所政策研究部長。1994年米国ジョンズ・ホプキンス大学客員教授。1999年野村総合研究所ヨーロッパ社長。2004年日中天津大学院客員教授。2005年立教大学経済学部教授。2011年立教大学経済学部特任教授。1984年論文「変貌する日米経済関係と日本の進路」で東洋経済新報社・第1回高橋亀吉賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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adelita
yashiti76