内容説明
信用リスク管理業務の「全体」から「部分」に向かって理解ができるように構成された画期的入門書。
目次
1 信用リスク管理の意義と目的
2 信用リスク管理の基本的知識
3 スコアリングモデルの基礎
4 信用リスク管理業務の全体構造
5 債務者格付制度
6 案件格付制度
著者等紹介
大久保豊[オオクボユタカ]
慶応義塾大学経済学部卒、ケンブリッジ大学大学院政治経済学部卒(Master of Philosophy)。住友銀行、マッキンゼー・アンド・カンパニー、鎌倉、日本AT&Tベル研究所を経て、1996年データ・フォアビジョン株式会社を設立。2000年日本リスク・データ・バンク株式会社設立。現在、データ・フォアビジョン・ホールディングズ株式会社代表取締役社長、日本リスク・データ・バンク株式会社代表取締役社長
尾藤剛[ビトウゴウ]
東京大学法学部卒。あさひ銀行(現りそな銀行)を経て、2003年日本リスク・リスク・データ・バンク入社。現在、同社取締役常務執行役員、データベース統括部長としてデータベース運営、およびプロダクト管理に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユータス
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銀行における融資管理の考え方や手法を解説した本。また、帯にも書いてあるが、本の構成が非常に良い。大切なことや知りたいことから順に書かれているので、タイトルの通り「ゼロからはじめる」人にオススメできる。信用リスクを理解するために必要な確率・統計や法令・規制についても必要最低限の内容に絞って解説されており、数学が苦手な方も法律が苦手な人もこの本に書いてある程度の内容はしっかり把握しておくべきだと思われる。一方で入門書ということで省略されている内容も多いので、より発展的な続編が出ることを期待している。2017/09/11