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システムリスクに挑む―金融検査マニュアルを超える実践ガイド

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  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784322103588
  • NDC分類 338.5
  • Cコード C2033

出版社内容情報

続発する金融機関のシステム障害を検証する

 自社のシステムについて、自分は理解しコントロールできると胸を張れる金融機関経営者はどれだけいるだろうか。いざ自ら管理に乗り出したとき、巨大化・複雑化の一途を辿る金融ITの技術的障壁を前に、途方に暮れざるをえない。
 本書は、そんな悩める経営者が、システムリスクを適切に管理しながら、ITを活用して積極的にビジネスを展開していく道を指し示すものである。

[本書の主な内容]
◎金融庁によるシステムリスク検査の傾向と対策
◎金融検査マニュアルの読み方・活用術
◎システム統合検査マニュアル案の読み方
◎経営者がモニタリングすべきリスク
◎新BIS(オペレーショナル・リスク)規制への対応
◎21世紀型リスク管理のフレームワーク
◎製造業にみる先端リスク管理のヒント
◎システム部門の役割とIT人材の養成
◎次世代の内部監査・外部監査 など

●執筆者(五十音順)
遠藤 誠 (中央青山監査法人)
小俣 龍 (金融システムコンサルタント)
片岡 学 (日本生命保険)
川島 尚史(三菱東京フィナンシャル・グループ)
木村 章展(中央青山監査法人)
高橋 秀敏(東京海上火災保険)
根川 忠道(東京海上火災保険)
前田 信男(中央青山監査法人)
松尾 明 (中央青山監査法人)

内容説明

検証、なぜシステムトラブルは続発するのか。IT戦略時代に生きる経営者のための金融検査マニュアル積極活用術とベストプラクティス。

目次

第1部 検査マニュアル積極活用編(金融庁の検査はいかに変わったか;金融検査マニュアルをどう読むか;みずほトラブルと金融検査マニュアルの求める内部監査;オペレーショナル・リスクをどう管理するか;COSOが求めているもの)
第2部 ベストプラクティス実践編(システムリスク管理の成熟度を評価する;製造業の先端リスク管理に学ぶ;経営者としていかにシステムリスク管理態勢を組み立てるのか;次世代のシステムリスクの管理と監査)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kazkun

0
仕事読み。第1章で言いたいことの半分は分かるのだが、それ以降、特に第2部の実践編は、なかなか言いたいことが分からず眠さとの戦いだった。ただ、金融企業をソフトウェアプログラムに置き換えると、監査=レビューということかと納得。外部監査の保証を与える=責任を負う、はレビュアがプログラムの品質について太鼓判を押す=品質についての責任を負う、ということなのか。と。また、企業トップが「知りませんでした」と軽々しく言える時代は終わったのだ、知っておく責任が発生している時代なのだという事も心に残った。2013/06/22

KAZOO

0
最近システムリスクに関してかなり話題になっています。 この本は、最初のみずほの大障害の直後の出版されたもので内容は依然として耐えるものとなっています。 昨年にも大障害を起こしたこの銀行は反省もしないで派閥抗争に明け暮れていたとしか言いようがありません。 結局は人災なのでしょう。2012/04/29

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