内容説明
先が読めないVUCAの時代に、経営者が真剣に考え、取り組むべきは「自社の強み」を活かし、チャンスを深掘りした経営戦略であり、その独自戦略に沿った「根拠ある経営計画書」こそ、社員も金融機関も求めている。社員が納得し、金融機関を説得するために、経営者と会計事務所、コンサルタントが知っておくべき計画立案プロセスのすべて。
目次
第1章 今ある「小さな強み」を本気で掘り下げているか?(「弱み改善」「苦手克服」の努力が会社をダメにする!?;どの企業にも必ず“強み”がある;「強み分析」で隠れた経営資源を発見する;「やる気」と「ビジョン」が生まれる「強み分析」;人材採用ができない企業は「自社の強み」のPRが不足している)
第2章 その経営計画書で社員と銀行が納得しますか?(経営者が勝手に作った経営計画書―社員は誰も本気にならない;「その収支予定の根拠は?」銀行も稟議を通すには理由が必要;「持続可能な抜本対策」の中期計画は、当面「減収減益」になりがち;経営計画書作成に必要な50のチェック項目)
第3章 クロスSWOT分析の理論と検討の進め方(クロスSWOT分析の概念;クロスSWOT分析―私の経験;「強み分析」のコツ;「機械分析」のコツ;最低限の「脅威分析」「弱み分析」;「積極戦略」のポイント)
第4章 根拠ある経営計画書の作成手順(根拠ある経営計画書の基本;「根拠ある経営計画」の体系と流れ)
第5章 “根拠ある経営計画書”事例(飲食店チェーン;Webサイト制作業;通信事業販売代理店;食品包装資材開発販売業;繊維製造販売業)
著者等紹介
嶋田利広[シマダトシヒロ]
(株)RE‐経営代表取締役
奥村啓[オクムラアキラ]
(株)パズルフードサービス代表取締役。税理士
田中健太郎[タナカケンタロウ]
i‐consulting office代表。中小企業診断士ITストラテジスト
鎌田真行[カマダサダユキ]
社会保険労務士法人とよひら代表社員。特定社会保険労務士。中小企業診断士
星野裕司[ホシノユウジ]
城南コンサルティング(株)代表取締役。中小企業診断士
小宮建[コミヤタケシ]
小宮社会保険労務士事務所代表。社会保険労務士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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