「現代語訳」わが国における精神病に関する最近の施設

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  • サイズ A5判/ページ数 414p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787233936
  • NDC分類 498.16
  • Cコード C0036

内容説明

呉秀三/樫田五郎『精神病者私宅監置の実況』に並び、近代日本の精神医療導入を知るうえで欠かすことができない一次史料の待望の現代語訳。樫田五郎『日本における精神病学の日乗』も併せて翻訳、850個以上の注を付けて背景知識を補足して、コラムで社会状況なども解説する。社会史的に現代精神医療の源流に迫る一冊。

目次

第1章 わが国における精神病に関する最近の施設
第2章 精神病学を教授研究する設備
第3章 精神病者を収容または処置する設備
第4章 精神病者の待遇と処置
第5章 明治初年以降の精神病に関する法律または命令の変遷
第6章 日本における精神病学の日乗

著者等紹介

呉秀三[クレシュウゾウ]
1865年3月14日(元治2年2月17日)‐1932年(昭和7年)3月26日。日本の精神医療の扉を東山天華が開け、榊俶が導入し、呉秀三が確立した。東京帝国大学医科大学精神病学講座第三代教授。臨床、教育、研究に力を注ぎ、絶対数が少ない時代に精神科病院建設を推し進めた。私宅監置に医療がないことと大学内に精神科施設がないことを嘆いたが、それを克服した。理論と現実を改革する力を備えた実務家

金川英雄[カネカワヒデオ]
1980年3月、昭和大学医学部卒業、84年3月、昭和大学大学院医学研究科博士課程修了。昭和大学付属烏山病院、昭和大学医学部助手を経て、1993年10月から東京武蔵野病院、2002年3月に慶應義塾大学文学部卒業、13年4月から横須賀市立うわまち病院、15年4月から関東労災病院勤務、現在、精神神経科部長。聖母大学、東京家政大学兼任講師、帝京平成大学客員教授を経て、2013年7月から昭和大学精神神経科教室客員教授。医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会専門医・指導医、日本病跡学会理事、日本職業・災害医学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

5
精神医療の草創期、明治における収容施設等を種々紹介している。当時、精神病者への対処の大半は民間療法や祈祷に委ねられ、医学的治療を受けられるのは、家族に経済力や理解があるわずかな者に限られた。その幸運な被収容者の実名が本書に記載されているのも時代といえば時代。それに漏れた私宅監置を受ける者の写真が悲惨。伸び乱れた頭髪、苦悶の表情、縛られて変形した手指、灸により化膿した足裏。これも時代というには忍びない。2018/11/18

sabato

0
すさまじく読み応えのある本!!本文より注釈読むの時間がかかるというめちゃくちゃ厚みの持った資料!!森鴎外の『独逸日記』で読み解く、東大医学部に精神科病棟が作られなかったその背景wwwマジかww個人的恨みやん!www2020/05/06

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