出版社内容情報
【解説】
既存の特定の機器,機種,基本ソフトウェア,応用ソフトウェアに依存しない,多様な利用環境でできるだけ普遍的な知識と技能を学習できる内容構成とした情報リテラシのテキスト。
【目次】
必要とされるコンピュータリテラシ・コンピュータによるコミュニケーションの第1歩・プライベートなコミュニケーション・オリジナリティのあるプレゼンテーション・創造的な情報の発信
内容説明
本書は、大学レベルの高等教育機関において標準的と考える情報リテラシ教育に求められる内容を提示しつつ、その内容に準拠したテキストとなるように構成されています。大学レベルで求められるのは、機器やアプリケーションの操作を中心としたいわゆる情報機器操作の訓練ではなく、情報化社会を生きていくための知識や技能として、情報技術の特性や影響、責任範囲などを考慮した適切な利用方法を身につけることです。そのため、本書では既存の特定の機器、機種、基本ソフトウェア、応用ソフトウェアに依存しない普遍的な知識と技能を説明するに留め、How to型操作方法などはできるだけ排除してあります。具体的な操作方法については、自分の利用環境で自ら考え、試行錯誤しながら機器を操作して探し出すことで身につけることを基本方針としています。
目次
第1章 必要とされるコンピュータの知識と技能(基本的な操作手順;コンピュータの基本的な仕組み ほか)
第2章 情報活用の第一歩(個人的な調査;コンピュータによる情報の基本的な扱い ほか)
第3章 情報手段の特性を考慮したコミュニケーションの実践(電子メールによる情報交換;CMCとその基本機能 ほか)
第4章 よりよい問題解決のための情報の科学的な理解(信頼性のある一次情報への接近;表計算ソフトウェアを利用したデータ処理 ほか)
第5章 情報社会に参画する態度とプレゼンテーション(ワープロソフトウェアを利用した資料作成;プレゼンテーションソフトウェアを利用した口頭発表 ほか)
著者等紹介
内木哲也[ウチキテツヤ]
1987年慶応義塾大学大学院理工学研究科博士課程修了(電気工学専攻)。現在、埼玉大学教養学部助教授、工学博士
野村泰朗[ノムラタイロウ]
1999年東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了(人間行動システム専攻)。現在、埼玉大学教育学部学校教育(教育臨床)講座助教授、博士(学術)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。