内容説明
光が満ち風が吹きぬける、「気持ちのいい空間」。直交座標系を追求する気持。東京や大阪ではなく京都にこだわる理由。いい建築はイヤな奴でないとできないと思っている。自分自身のことも決していい奴だとは思っていない。そんな建築や都市への想い。
目次
第1章 1980年代
第2章 作品の余白に
第3章 1990年代/それ以降
第4章 分析的記述
第5章 エッセイ/書評
著者等紹介
岸和郎[キシワロウ]
1950年横浜市生まれ。1973年、京都大学工学部電気工学科卒業。1975年、同大学工学部建築学科卒業。1978年、同大学院修士課程建築学専攻修了。1981年、岸和郎建築設計事務所を設立。1993年、岸和郎建築設計事務所をK.ASSOCIATES/Architectsに改組改称。1981年、京都芸術短期大学にて教鞭をとる。1993年、京都工芸繊維大学にて教鞭をとる。2000年、同大学大学院工芸科学研究科造形科学域建築設計学専攻教授。2003年、カリフォルニア大学バークレー校客員教授、2004年、マサチューセッツ工科大学客員教授を歴任。受賞多数あり(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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