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出版社内容情報
報道の対象を公人と私人に分類し、米国連邦最高裁が下した象徴的な判決を多数参考にしながら、私人の人権を侵害する報道被害を食い止めるための、日本の法整備と運用を鋭く指摘する。
内容説明
これでいいのか報道と裁判。三浦和義氏の弁護人が鋭く指摘する人権報道の日米の差。
目次
序章 公人と私人
第1章 公人への報道と名誉毀損(公人の分類;ニューヨーク・タイムズ対サリバン長官;ラリー・フリントのパロディー広告;日本の公人が起こした訴訟―政治家と高級官僚)
第2章 私人の受ける報道被害(「ロス疑惑」報道;マスコミの病理;ガーツ判決に見るアメリカの名誉毀損;報道被害による私人の救済;公安事件と報道被害―八尾恵事件)
第3章 人権と報道