目次
ダーウィンの自然淘汰説
最適資源投資戦略
進化的に安定な戦略(ESS)
性比のゲーム
利他行動の進化
親と子の対立
共進化
時間的に変動する環境への適応
性的対立
植物における性表現
花のジレンマ
訪花動物の行動
葉っぱの寿命
生物の多様性と絶滅
ヒトが歩む進化の道
著者等紹介
酒井聡樹[サカイサトキ]
1960年10月25日生まれ。1989年3月東京大学大学院理学系研究科植物学専門課程修了。現在、東北大学大学院生命科学研究科・准教授・理学博士。専攻:植物進化生態学
高田壮則[タカダタケノリ]
1953年5月9日生まれ。1986年3月京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。現在、北海道大学大学院地球環境科学研究院・教授・理学博士。専攻:数理生態学
東樹宏和[トウジュヒロカズ]
1980年8月4日生まれ。2007年9月九州大学大学院理学研究府博士後期課程修了。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科・助教・理学博士。専攻:生物多様性に関わる生態学および進化生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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葉
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進化ゲームについて3章から本格的にESSなどの説明などがなされている。自然科学系の図書館に置いてあったので、ゲーム理論というより生物学科よりの本という印象がある。微分方程式をマスターしていないと読むのに苦労するかもしれない。昆虫などの生物からはじめ、人間についても最後らへんで述べられている。2014/11/12
ほし。
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社会学のところから生物のところまで幅広くあった。 適応放散について、詳しく知りたい。2025/05/05
Cephalopoda
0
ドーキンスの『利己的な遺伝子』を短くまとめたような本。『利己的な遺伝子』より前に読んだが、進化ゲームの基本的な考え方を学ぶのに役立った。鳥の尾羽がどんどん伸びていく理由を説明するランナウェイ仮説が面白い(一方、ハンディキャップ仮説はやや不完全に感じる)。2020/06/30
YM
0
生き物の進化ゲーム —進化生態学最前線:生物の不思議を解く— 大改訂版2012/12/04