内容説明
深遠な生命現象領域の課題に取り組むには、物質と生体機能との関連性を分子レベルで理解することが極めて大切である。したがって本書「生体分子化学」は、若い学生や研究者に、生命現象に関連する多くの生体反応や生体機能を“有機化学の言葉”で、分子レベルで理解していただくことを目的として編纂を行った。
目次
生命とは何か
糖質
糖質の生合成と代謝
動物細胞のエネルギー生産
脂質
脂質の生合成と代謝
アミノ酸・ペプチド・タンパク質
酵素・補酵素・ビタミン
アミノ酸の代謝
核酸と遺伝子
遺伝子組換え技術：組換えＤＮＡ技術
細胞
生化学的情報伝達
免疫
がん
医薬品
著者等紹介
秋久俊博［アキヒサトシヒロ］
１９７３年日本大学大学院理工学研究科修士課程修了。現職、日本大学理工学部物質応用化学科・教授・工博。専攻は天然物有機化学、生物資源化学
長田洋子［ナガタヨウコ］
１９７２年大阪大学大学院理学研究科博士課程修了。現職、日本大学理工学部物質応用化学科・教授・理博。専攻は生化学・微生物生理学
浅田泰男［アサダヤスオ］
日本大学理工学部一般教育化学教室・教授・工博
石塚盛雄［イシズカモリオ］
中央大学理工学部応用化学科・教授・工博
小池一男［コイケカズオ］
東邦大学薬学部・助教授・薬博
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