出版社内容情報
【解説】
高分子と水,および気体や溶体に関する基礎理論と応用を,最新の研究成果も含めて平易に解説。
【目次】
収着・拡散・透過・水の構造と性質―液体水,溶液から高分子固体中の水まで・吸湿・透湿・気体分離・溶液系における透過・浸透気化・湿度・水,界面の構造と特性
内容説明
本書は、これまでに刊行されてきた本の基礎的な項目を継承し、より詳細な、かつ理解しやすく記述すること、あらたに、応用的な項目として、これまで刊行された本の項目に加えて、近年、著しく注目されてきた高分子膜を用いる低分子の分離に関する項目を記述する。本書の、第1章から第3章までは、収着・拡散・透過で一般的な基礎であり、多くの理論式の解説、これに関するデータを提供しており、第4章から第6章までは水の構造と性質・吸湿・透過で、水に関する基礎的な章であり、第7章から第9章までは気体分離・溶液系における透過・浸透気化で、それぞれ水蒸気以外の低分子の分離・透過に関する章であり、10章は湿度、第11章は高分子/水・界面の構造と特性である。