出版社内容情報
【解説】
物理化学を論ずるのに必要な物理学の分野(熱力学,量子力学)を柱とし,相平衡,酸と塩基,錯体化学にテーマを絞り,本論の他に,その理論が導かれた歴史もとり入れ興味深く学べるよう工夫した。
【目次】
気体の化学・化学熱力学・相平衡・酸と塩基・量子化学・化学結合論・錯体化学
内容説明
本書は物理化学を論ずるのに必要な物理学の分野(熱力学、量子力学)を柱とし、これから導き出される化学の理論を相平衡、酸と塩基、および錯体化学に限定して、それぞれについてわかりやすくまとめたものである。
目次
第1章 気体の化学(ボイル・シャルルの法則;実在気体)
第2章 化学熱力学(熱とエネルギーの歴史;系と状態関数)
第3章 相平衡(1成分系;2成分系;希薄溶液の束一的性質)
第4章 酸と塩基(歴史―酸と塩基の定義;酸の解離度と解離定数)
第5章 量子化学(量子論の曙―黒体輻射;前期量子論)
第6章 化学結合論(共有結合―分子軌道法;共有結合のイオン性)
第7章 錯体化学(8面体錯体;8面体以外の錯体)