出版社内容情報
著者の日本原子力研究開発機構での豊富な体験,および大学での講義経験をもとにまとめた放射線物理学の入門書。物理系の学生や研究者,技術者だけを対象にしたものではなく,物理系以外の人々にも十分理解できるよう配慮したもので,説明は,すべて質疑応答形式に従って展開し,高度な数式は極力使用せず,簡単な数式の誘導も丁寧に行い,数式の持っている物理学的意味も平易に解説した。福島の原発事故以後,放射線,放射能に関する事情が変化したため,それぞれの数値等を見直し全面改訂。
0章 そこが知りたかった「放射線」と「放射能」
1章 原子や原子核の構造は,どうなっているのだろう?
2章 放射線とは何だろう?
3章 核反応とは何だろう?
4章 放射線が物質に当たると,どうなるのだろう?
5章 放射線の強さや量とは何だろう?
6章 放射線は,どのようにして測るのだろう?
7章 放射線源には,どんなものがあるのだろう?
目次
0章 そこが知りたかった『放射線』と『放射能』
1章 原子や原子核の構造は、どうなっているのだろう?
2章 放射線とは何だろう?
3章 核反応とは何だろう?
4章 放射線が物質に当たると、どうなるのだろう?
5章 放射線の強さや量とは何だろう?
6章 放射線は、どのようにして測るのだろう?
7章 放射線源には、どんなものがあるのだろう?
著者等紹介
大塚徳勝[オオツカノリカツ]
1960年熊本大学理学部物理学科卒業。科学技術庁、日本原子力研究所・副主任研究員、東海大学教授、熊本大学講師を経て、(社)九経連・九州エネルギー問題懇話会顧問などを歴任。理学博士(広島大学)。専攻は放射線物理学、原子力工学、環境科学、主著『そこが知りたい物理学』(共立出版)(日本図書館協会選定図書)『知っておきたい環境問題』(共立出版)(日本図書館協会選定図書)『知らないと怖い環境問題』(共立出版)(日本図書館協会選定図書)
西谷源展[ニシタニモトヒロ]
1970年レントゲン技術専修学校(現京都医療技術短期大学)卒業。2004年佛教大学通信教育部教育学部卒業。京都医療技術専門学校専任教員、京都医療科学大学教授を経て、現在、日本放射線技術学会監事。専攻は放射線管理学、教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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