内容説明
事件はイギリス南西部デボンシャーのバスカヴィル家で起きた。資産家で当主のチャールズ・バスカヴィルが死体で見つかったのだ。警察は自然死と発表したが、その死顔は恐怖にゆがみ、死体のそばには巨大な犬の足跡が…。バスカヴィル家にまつわる魔犬の伝説が、唯一の相続人であるヘンリー・バスカヴィルを恐怖に陥れる。本品作ではワトソンの行動と推理に注目だ。
著者等紹介
ドイル,コナン[ドイル,コナン][Doyle,Arthur Conan]
1859‐1930。イギリス、エディンバラ生まれ。医大を卒業し診療所を開業するが順調にいかず、仕事の合間に小説を書き始める。最初のホームズ作品「緋色の研究」は話題とならなかったが、『ストランド・マガジン』に連載を始めてから、絶大な人気を得ることとなった。長年にわたって執筆を続けたホームズ作品は40篇以上。推理小説以外にも、歴史小説やSFなどを発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アノニマス
10
原作に忠実な作品を小学生ぶりくらいに読んだせいかホームズってそこまでヤバい人ではないしワトソンに対してもそこまで酷くないのが意外だった。順番を特に考えずに手に取ったので色々とあってから今の良好な関係があるのかもしれないと思ったり。トリックだけ覚えていたので誰が犯人か純粋に楽しめた。2024/05/11
だいご
2
英語勉強用25 シャーロックホームズの長編面白いな。短編より人が多く出てくるから楽しみながら読める。英語だと名前と人物を一致させるのが大変だけど、長い分短編よりも話は理解しやすくなる。犯人に先を越されて死人が出るなど一筋縄ではいかないところもよかった。2025/08/02
kim
2
BBCシャーロックの中でも好きな物語で何度も見ていたし、日本語でも小説で読んでいた。BBC版は元の物語から大きく改変されているので、ストーリーを理解には役立たなかったが、情景を思い描くのにドラマで出てきた風景が頭の中に出てきた。やはり、よく見る英単語だけれでも使い方が馴染みなくて理解が乏しくなったように思う。2021/03/17
しょう
1
英語の多読教材として。2024/05/04
subuta
1
ホームズの中でも好きな話だったのだが、改めて読んでみると結末も含めて記憶があいまいになっていたことが分かった。2020/09/08