出版社内容情報
【解説】
コンピュータの発展と進出によって「線形代数学」は自然科学に止まることなく必要性が広がっている。現代的応用の理解と,その運用を中心に構成。
【目次】
線形代数の基礎(ベクトルと空間図形・行列・他)応用線形代数入門他
内容説明
本書は空間内のベクトルといった幾何学的なイメージから出発して、行列と行列式、行列の標準化と題する線形代数の基本を一気に駆け抜ける。数学を専攻する者にとってはその詳細を省いてはならないであろうが、線形代数を初めて学ぶ人々や応用的立場の人々にとっては、これでは行き着く先の見通しが立たないことはよくあることである。線形代数は何かに的を絞らないと学びにくい面もあると言えよう。本書は初めて学ぶ場合も含めて、応用する立場に主眼を置いて、線形代数の学びにくい面を少しでも克服しようと心がけてかなりコンパクトに構成したものである。応用面においては、その典型例の1つである線形計画法をとりあげた。
目次
1部 線形代数の基礎(ベクトルと空間図形;行列;行列式;行列の標準化)
2部 応用線形代数入門(線形計画法)