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原爆から水爆へ〈下〉―東西冷戦の知られざる内幕

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  • サイズ A5判/ページ数 p485/高さ 22cm
  • 商品コード 9784314008907
  • NDC分類 559.7
  • Cコード C0031

出版社内容情報

核兵器競争の背後にあった、壮絶な人間ドラマ


広島・長崎の惨劇を知りながら、水素爆弾にまで手を染めていく世界――ベルリン封鎖、朝鮮戦争、キューバ危機……さらなる大戦の危機の下、権力者たち、科学者たち、そしてスパイたちは一体何を考え、いかなる行動をとったのか? ピュリッツァー賞作家が、当事者の証言や記録文書、ソ連崩壊後初めて公にされた新資料を再構成しながら、米ソ軍拡競争の内幕を活写。
 ソ連初の原爆実験の真相から、水爆開発競争の舞台裏、「オッペンハイマー裁判」、そして世界中を恐怖に陥れたキューバ危機までを描く下巻。

内容説明

ベルリン封鎖、朝鮮戦争、エスカレートする原水爆実験、キューバ・ミサイル危機…核戦争に発展しかねない危機的状況のなかで、権力者たち、科学者たち、そしてスパイたちはいったい何を考え、いかなる行動をとったのか?前作『原子爆弾の誕生』でピュリッツァー賞を受賞した著者が、当事者の証言や記録文書、さらにはソ連崩壊後初めて公開された衝撃的な新資料を再構成しながら、想像を絶する米ソ軍拡競争の内幕を活写する。ソ連初の原爆実験の真相から、水爆開発競争の舞台裏、「オッペンハイマー裁判」、そして世界中を恐怖に陥れたキューバ危機までを描く下巻。

目次

第2部 新兵器の完成(行動開始;「バック・ロジャーズの世界」;最初の閃光;「スーパー爆弾を開発せよ」)
第3部 瓶の中のサソリ(自白;限定戦争の教訓;流体力学レンズと放射線反射鏡;マイク;報復力;オッペンハイマーをめぐる疑惑;瓶の中のサソリ)
エピローグ 少しずつ偏見を取り除いていくこと

著者等紹介

ローズ,リチャード[ローズ,リチャード][Rhodes,Richard]
1937年、米国カンザスシティ生まれ。イェール大学卒業後、著作活動に入る。1988年、『原子爆弾の誕生』で、米国報道界の最高の賞であるピュリッツァー賞を受賞

小沢千重子[オザワチエコ]
1951年、東京生まれ。東京大学農学部水産学科卒。水産庁勤務などを経て、現在、百科事典などのノンフィクション分野の翻訳に従事している

神沼二真[カミヌマツグチカ]
1940年、神奈川県生まれ。国際基督教大学教養学部自然科学科卒。イェール大学、ハワイ大学の大学院で理論物理学を学ぶ。日立製作所、(財)東京都臨床医学総合研究所を経て、国立医薬品食品衛生研究所化学物質情報部部長、2001年3月退官
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

artillery203

1
より強力な核爆弾を作り出すための開発史であると同時に政治史でもある。様々な思惑が交差する複雑な歴史を、わかりやすく明瞭に書いていてとても面白く読めた。読み終わって現実を考えると・・・2012/07/12

かしこしろくま

0
作るも人、使う(かどうかの判断)も人。 これに限らず、何事もそうだけど2021/05/05

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