出版社内容情報
SFもびっくり、心踊る発想がいっぱい。奇妙で不可思議な科学の逸品
カナダの科学ライターが集めた、科学の面白さと興奮を伝える未解決問題の逸話集。人はなぜ笑うのか、船乗りが海坊主を見たわけ、精神病院に正気の人を送り込んだら、百人のオーダーを覚えられるウェイトレスの脳、牛乳瓶のふたを開ける鳥の文化伝播、蛾はなぜ光にすいよせられるのか、ジャンヌ・ダルクの神のお告げをめぐる現代精神科医の鑑定、魔女とLSDと菌の関係、アルキメデスの秘密兵器、月が裂けるのを見た修道士たち、など21話。
内容説明
人はなぜ笑うのか？精神病院に正気の人を送りこんだら？百人のオーダーを覚えられるウェイトレスの脳とは？ジャンヌ・ダルクの神のお告げをめぐる現代精神科医の見解は？アルキメデスの鏡兵器を追試する、など２１話。
目次
人間のふるまい（笑わずにはいられない；幻を見る ほか）
生命に宿る不思議（いいもの見つけた；ボルボックス ほか）
科学と歴史（聖ジャンヌ・ダルク；サレムの魔女 ほか）
自然界のバトル（アリジゴク；バクテリアを食らう奴 ほか）
いかに物質は作用するか（ゴルフボールと電子；事実それは永久に動くだろう ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉野
0
二章から急に面白くなり、大笑いさせてもらった。著者のユーモアは洒脱で心地よく、訳者の中村氏も楽しまれたのではないでしょうか？気楽に読める良書でした。ボルボックスと熱力学の小噺が気にいりました。2017/03/05
